朦朧日記 – 2026年7月②

海のようなブルーの中で耳を澄ませている人。周囲には魚のシルエットが泳いでいる。 朦朧日記
海のようなブルーの中で耳を澄ませている人。周囲には魚のシルエットが泳いでいる。

7月18日

知人が、初対面の人に私を紹介する時に「トキンさん、実年齢よりだいぶ若く見えるから、最初年齢を知った時驚いたよ!」というのを全部省略して「トキンさんは結構、年行ってるよね!」と言い、言った側から「うわ!失礼になっちゃった!」と爆笑していて、すごい良かった。良いと思います。

ブータン料理とは

アーティスト・やまもとちあきさんの、ブータン料理を作って食べる会。

野菜を切ってボウルに入れている人たちの写真
料理を盛り付けている複数人の人の写真

初めて食べるブータンの料理は、唐辛子も山椒も、日本で知っているそれとは別の風味だし、味も、辛酸っぱ甘い(!?)という感じ。
地元の人、遠くの人、障害のある人ない人、料理ができる人、「普段全然やらないんですよ〜」という人、その人に教える人、などなど、こんがらがっていて楽しかった。私はといえば、手伝う気満々で行ったのに基本的に皆が意欲的に調理をしていたので、結局ずっと座ってしゃべっていた。

祭壇のように飾られたテーブル

障害や生きづらさに限らず、安全なコミュニティに居られると安心する。しかしその方で、そういう輪に繋がれなかった人はどうしているかなあと考えてしまう。繋がらない自由はあるけど、繋がれない不自由にさいなまれている人は多いはずだ。

私は、「つながりがあれば助かる」という状態を理想とするのをあまり良いと思っていない。
今でこそこうして人に会ったりするけど、人と集まるのも話すのも苦手な時間がめちゃくちゃ長かったからだ。人が隣にいることが、安全や安心と直結するのは、それに該当する人だけだと思う。
繋がれたら助かるんじゃなくて、繋がれなくても生きられるのが良いのだろうな、ほんとは。

7月17日

いろいろと準備。「共生社会ってなんだろう」という話をする。

スタンプなどが置いてあるテーブル上の写真。「共生社会=さまざまな人が共に生きる社会、とはどのようなものだと思いますか」というメモの下に。「わすれない」というスタンプがおしてある布。マジックで「気兼ねせずに助けを求めることができる社会」と書いてある。

まんが紹介を書きました

「解離性障害、なんです。」のダイジェスト記事を書きました。
今回は、障がいと仕事の話。解離症状は、記憶や意識の不安定さを含むので働き方が難しい…。当事者の方はどうしているんでしょう。 私のエピソードに加え、4人の当事者さんにお話を伺いました。

解離性障害のこと⑥ーお仕事、どうしてる?|Tokin『コミックルポ 解離性障害、なんです』発売中
記憶力の問題や意識の不安定さなど、解離性障害と仕事(就労)はかなり難しい問題かと思いますが、当事者の方はどうしているんでしょう…。 拙著「解離性障害、なんです。」からのダイジェスト、第6回は障害と就労について。Tokinの話と、当事者の方へ…

7月16日

最近あった人から、怪訝な顔で「Tokinさんって、毎日ホームページ更新してません…?」と言われたけど、そう、ほぼ毎日更新しています。もはや執着ですね。

本『生きたかった ー相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの」

生きたかった – 株式会社 大月書店 憲法と同い年
重度障害者のみを狙った史上最悪の事件をどう受け止めるべきか。各分野の専門家と当事者・支援者たちの声を編んだ緊急出版。 藤井 克徳 編

来週末「やまゆり園事件の犠牲者を偲ぶ会」が開催されることもあり、改めて読み直す。
事件の内容はもちろん、植松死刑囚の背景や、それに対する世論などを思い出し、当時、自分が、やまゆり園事件について心を閉した理由をいっぺんに思い出す。うわあ。
しかし、今の私はその「うわあ」とも話すことができるのだ。たぶん。

本書の巻末には、日本国憲法と、障害者権利条約が詳細に掲載されている。
事件から10年が経つが、私は10年かけてようやく、あの事件を問い直す地点に立てたのだと思う。

「津久井やまゆり園事件 犠牲者を偲ぶ会」のお知らせ|Tokin『コミックルポ 解離性障害、なんです』発売中
2016年7月26日に、神奈川県相模原市の、障害者福祉施設・津久井やまゆり園での痛ましい事件が起きてから、今年で10年になります。 「犠牲者を偲ぶ会」は、事件の翌年から毎年、地元や関係者の方で行われてきた催しです。ご縁があり、少しお手伝いを…

7月15日

毎朝聞いているラジオのニュースで、個人情報保護法改定案について「これまでしっかり取り上げてこなかったなと反省した」と言っていて、メディアも大変だなあ、と思った。
普段から政治の話題を多く取り上げて、きちんと批判もしている番組だけど、これだけ次々と、重要法案が飛び出しては熟議のないままに可決されていっては、満遍なく取り上げるのも大変だろう。
「メディアなんだから当然だろ!しっかりしろ!」というのは、それはまあ、そうなんだけど。とはいえ。

7月14日

「あまりにも政治がひどいので毎日考えていると鬱々してしまうし」という前置きをぜんぶ省略して「なんか面白いことないかなー」と言ったら「何それ、まんがみたいwwwww」と言われ、まあ、そこだけ聞いたらそうだなと思った。

愛憎は表裏一体な件

ハラスメントって、訴えたりしない限りは被害側の“考えすぎ”とか“勘違い”になって終わるのだから理不尽だ。
掘り起こすつもりはないけど時々自動的に掘り起こされてすごく嫌な気持ちになる。不意にその一端に触れて、とても不穏な気持ちになった。いやだなあ。いつまでこうなんだろう。

以前この話を友達にしたら、ごく優しいトーンで「そっかあ、うーん。相手の不幸を願ってみるとか、どうかな?」と言われて、声と内容が合ってなさすぎてすごい笑ってしまった。

人を守ることと憎むことはすごく近いのだな。
愛する人がいたら、その人を攻撃する者を憎むのは当然だ。しかし、憎しみは時に愛を通り越す。憤りの炎を、本来、守りたいものにまで飛び火させてしまったら、それは何のための火だろうか。それでも憎い相手を焼き尽くせたら良いのか?

ていうか“愛”だって!
私もそんなこと言うようになったんだな。よく聞く言葉。でも大人になると意味がわかる言葉。複雑すぎて話したくなくなるトピック!愛?そう、アイ、アイ、お猿さんだね。

7月13日

本『責任あるAIとルール』

KINZAIストア

不安も疑問も多いAI。メリットデメリットを知ろうと思って読み始めた。
基本的に「どう使うか」という視点なので、使わないという選択肢の記述はほとんどなかったんだけど、どうやって使うか、今は何が足りていないのか、というのが詳しくわかって良かった。
と同時に、先日可決されてしまった、個人情報保護法こと“個人情報を保護しない法”が、なぜああいった内容になったかと言う経緯も伺い知れて、なるほどなあと言う感じ。
日本は、自国のデジタル主権を握ろうと苦心した結果、国民ではなく、国益を優先することにした、といったところか。

プライバシー権と、テクノロジー開発はどのようにバランスを取ってきたかと言う話が書いてあったけど、現政権の“個人情報保護しない法”が決まったあとだと「この頃(※これが書かれたのは2024年)はよかった」とすら思ってしまう。
また、環境負荷についての記述がほとんどないのも気になった。法的なルールやその課題についての本なので当然かもしれないけど。

以前読んだ、「デジタルデモクラシー」(地平社)とあわせて読むとだいぶ問題が立体的に見える気がする。
調べてみたらこの2冊はほぼ同時期に出版された様子。

7月12日

やっと情報を公開できた!!!

本が出るぞ!!!!!!!!!!!!

電子書籍のみでのリリースとなっていた拙著「解離性障害、なんです。」がとうとう紙の書籍になることになりました!!!という記事を書きました。

「解離性障害、なんです。」書籍化決定!!|Tokin『コミックルポ 解離性障害、なんです』発売中
電子書籍のみでのリリースとなっていた拙著「解離性障害、なんです。」がとうとう紙の書籍になることになりました!!!! 書籍名は 「コミックルポ・解離性障害、なんです。ーちぐはぐ?回復ダイアリー」 です!!! 応援してくださった皆さま、本当にあ…

これを電子書籍でリリースしてから1年経ちますが、ほんとに、たったの1年で、世界はとてもとても酷い方向へ進んでしまった。
切実さは、かなり増していると思います。
行き場のないひとりぼっちな誰かの心に、届きますように。

ご予約はこちらからですよ!

【電子書籍】コミックルポ 解離性障害、なんです。 – 合同出版

それに伴ってこのサイトも、更新頻度の割に、まるで仕事と関係ない話ばかり書いていてどうかと思ったので、トップページからわかりやすく仕事のサイトに飛べるようにしました。

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