朦朧日記 – 2026年2月①

イラスト。笑顔の雪だるま。その手をとって踊っている、ニットの帽子をかぶった子。 朦朧日記
イラスト。笑顔の雪だるま。その手をとって踊っている、ニットの帽子をかぶった子。

2月10日

友達と散歩に行く。なんとなく良いな、と思っていた場所を、改めてじっくり見て歩いてすごく楽しかった。
誰かと一緒に散歩をすると、その人から見た景色も、自分の景色に重なってくるところがいい。
歩く中でポツポツ聞くその人の知らないエピソードがあったり、あとからそれを思い出したり、別の人と同じ場所に来たのを思い出しつつ、その時と今を重ねてみたり。

2月9日

あまりに酷い選挙結果を受けて、自分と違う意見の人の声を聞こうとしてXを見てたんだけど、ストレス無限生産みたいな行為だったのでやめた。

国防について「攻撃されるならこっちにも防衛が必要」論の人は、その“攻撃”がどういう事でどういう人がどういう目に遭うのか、人をどういう目に遭わせるのかというリアリティがあまりないんじゃないだろうか。

戦争で死ぬことは、尊い犠牲とか立派な戦死とかいうエモーショナルな話じゃなくて、かといって政治や歴史物語でもない。煙、爆風、血の匂い、うめき声。生きている人間を朽ちた死体にすること、されること、それを人間同士がすること。それを政治が扇動すること、だ。
これらを「仕方ない」と言えるか。私は絶対に嫌だ、絶対にそうなりたくないし、したくないし、向かいたくも向かわせたくもない。

2月8日

noteを書きました。

語るための言葉が|Tokin『コミックルポ 解離性障害、なんです』発売中
衆院選の結果にどんよりしたまま眠り、どんよりと起きる。 精神障害があり、そこそこ医療費もかかる自分なので、先手を打って色々しといたほうがいいな、とか寝る前に考えていた。 高額医療費の上限負担が上がる前に先延ばしにしてた手術をやっておこうかな...

2月7日

くだらないアイデアを思いつくと、ほとばしるほどの“自分らしさ”を感じます。(マンガを描いています)

2月6日

期日前投票。
サクッと投票に行って帰宅だぜ、と思ったらすごい行列で驚いたんだぜ。ライブの入場列みたいだったぜ。
我が街の投票所は、階下がスーパーなので、私がここの店員だったら、目的は明示せず、しかし明らかに行列のほうに向けてジュースや菓子のワゴンを出したいと思った。おにぎりでもいい。
「未来へ向けてパワーチャージ!」とかPOPをつける。絶対売れると思う。

高島屋史料館「闇市と都市」

新宿と銀座を中心に、戦後いわゆる“闇市”がどのように生まれ、育まれ、そして消えたり残ったりしてきたか?という展示。

新宿や銀座の街並みが、空襲後の焼け野原から今のようになるまでの過程はとても興味深かった。
闇市って、無法地帯的にゴチャゴチャしたものだと思っていたけど、場所も出し方も管理されていたのか。

露店群は、焼けて建物がなくなってしまった宅地をきっちり避け、あくまも道路に並んでいる。それは明らかに空襲前にはそこに“生活”があったのだと感じさせるものだった。
空白の土地の物悲しさと、それに沿う形で続く露店の賑わい。そのコントラストはとても歪で、ふと先日牧田さんのZINEに出てきた「戦争って天災じゃない」という言葉を思い出した。
そう、戦争は天災ではない。復興させたのも人だが、壊したのも人だ。

闇市と都市―Black Markets and the Reimagining of Tokyo@高島屋史料館TOKYO
戦後80年を迎える今年、本展では、単なる「不法占拠」といったイメージを超えて、闇市を経由して、猥雑なまでの活力を育んだ都市空間の形成過程に迫りたいと思います。

2月4日

美容院に行く。毛先の、激しく痛んでいる部分のみ切りたいと美容師さんに言ったところ、しばし考えた後「激しい痛みは3センチくらいだけ。でもロング料金だから1000円追加になっちゃうんです…」と言われ、Oh…。

ZINE「次世代の語り部の思考実験」牧田沙有狸

ニヒル牛の「私たちも戦争を止める方法を考える」展で購入した作品。「戦争を語る」ことについて、あまりにもまっすぐに、時に苛立ちもしながら考える姿勢は、読んでいるこちらの心境をもえぐってくるよう。納得したり気圧されたり、読み応えがすごかった。

歴史の悲惨さを後世に伝える上で大切なのは、その正確さだけではなく、何をどう伝えていきたいかという信念だろう。風化し、さながら教訓話と化してしまった“語り”なら、それは受け手にとって他人事になってしまう。
まさに自国が戦前とも言うべき状況となってしまった今、大人として何をどう伝えていくか、改めて自分に問うていきたい。

それから、同展で配布されていた、ニヒル牛オーナーのあるさんによる、戦争を知るための読書ガイドもとても良かった。
戦争や負の歴史について、わからないから知りたい、知らねばならないと思う、と対外的に言うのって、「知っている」ことを話すよりハードルが高い気がする。恥をかきたくないとか、知らないことに対する後ろめたさがある。「私たちも」というタイトル通り、戦争についてだけではなくて「戦争と向き合う私自身について」という視点が印象的な展示だった。

支持率

政策のみならず広告宣伝と“評判”に苛立ち、そもそも解散の大義が分からず、よりによって総理からすらその説明がなく、なんという空っぽな選挙だ、と思う。確実に問題の所在はハッキリしているのに、何と戦っているのかよく分からない。
フィルターバブルなんだろうが、自分の周りに自民を支持する人が見えなくて怖いし、支持する理由も見えない。そんなに爆発的な支持ならリアルにだってそういう人に会うはずなのに。
支持の理由ではなくて支持率そのものの怪しさが怖い。自分が何を見てるんだか(見せられているんだか)不気味だ。

2月3日

節分なので太巻きを作ったが、作り慣れていないのでどのくらい具を入れて良いのかわからず、なんか地味な恵方巻きになってしまった。

みなさんは季節の行事のあれやこれやは、やりますか?
私は毎年、クリスマスから気合を入れて、クリスマス、正月、節分を経てバレンタインくらいまで季節行事への熱が続きますが、ひな祭りにたどり着いた頃には「あ〜、ひな祭りかあ」くらいの温度感になっています。
でも本当はもうすこし、季節を愛でる心の豊かさがほしいです。

まんが「新版タコの八ちゃん」田河水泡

「新版 タコのはっちゃん」を持つクマのぬいぐるみ。

「のらくろ」の田河水泡先生の作品。
人間の世界を知るために陸へ出た八ちゃんの話。タコなのに、出会う人が皆ナチュラルに接していて面白い。タコだのカッパだのが出てきても、全くボーダーレスに接している。

また、妹の名前が「イモ子」というのもインパクトがあった。田河先生はのらくろでも、ブルドックっぽい犬に「ハンブル」(半分ブルドック)、勢いのある犬に「爆弾」、小さな犬に「破片」などという名前をつけており、ネーミングセンスが独特だと感じる。
あと、おそらく時代のせいだけど、キャラクターがコマの中でアップになるタイミング(?)が今と違くて興味深い。「なぜそこでアップ?」というタイミングでドアップになっているコマがちょこちょこあった。

https://www.kyohyo.co.jp/publication/detail.html?pid=223

2月2日

Appleによる、アクセシビリティへの取り組み。
スマホの、ユーザー補助を見て初めて「こういう需要があるんだ」と知ることも私は結構ある…。
テクノロジーについて、不安を煽るような情報や、過剰な便利さのアピールはよく見るけど、こういう良い進化の話をもっと聞きたいな。

原点はスティーブ・ジョブズ時代 アップルが紡ぐアクセシビリティー:朝日新聞
スマートフォンの代名詞となった「iPhone」に、タブレット「iPad」、ノートパソコン「MacBook」などのアップル製品が身近にあります。創業者の一人で最高経営責任者などを務めたスティーブ・ジョ…

解離性障害のサイトを更新しました

Q&A 記憶の引き継ぎ方 memory transfer in D.I.D ーちぐはぐガイドブック

🔈記事を更新しました。解離性同一性障害での記憶の引き継ぎについて、返信を頂きました📨また、過去の記事からのコメントも追加しています🐈‍⬛🐈kaichigu.jimdofree.com/memory-trans…#解離性障害 #かいちぐ #解離性同一性障害

解離性障害のちぐはぐガイドブック (@kaichigu.bsky.social) 2026-02-02T09:03:29.745Z

🔈New Post📩We have received a reply regarding memory transfer in dissociative identity.disorder.And,We have added comments from past articles🐱💭kaichigu.jimdofree.com/memory-trans…#kaichigu #DID #DIDOSDD #plurality #dissociasky

解離性障害のちぐはぐガイドブック (@kaichigu.bsky.social) 2026-02-02T09:01:45.671Z

死語について

高市さんの党首討論ドタキャンに呆れる一方で「ドタキャンってまだ死語じゃないんだ」と思った。

死語といえば、私は前々から「ミーハー」の代替語が見つからないなと思ってるんだけど、最近新たに(自分の中で)代替がない単語になっているのが「disる」。
あれは…批判とか否定ともちょっとちがくない?もうちょっと、軽薄に陰湿に小馬鹿にしている感じ…。

それから「orz」についてもよく考えている。テキストを書いたりLINEとかを送る時「orz」としか言いようがない感情を自分のなかに感じることがあるのだけど…これをなんと表現したらいいのか…orz

2月1日

Kate Spadeがメンタルヘルスへの取り組みをしていたと初めて知った。
創業者の方が、自ら命を絶ってしまわれていたのか…。

10年以上にわたり、私たちは女性と女の子たちにメンタルヘルスの
各種手段へのアクセスを提供し、この問題について世界的に提唱し、
私たちのプラットフォームを使ってメンタルヘルスへの理解を深め、
偏見をなくす活動を支援してきました。

2018年、ケイト・スペード ニューヨークの創業者が自ら命を絶ったことで、
私たちはこの活動へのコミットメントを再確認しました。

ーグローバル・ファンド・フォー・ウィメンズ・メンタルヘルスのご紹介
Kate Spade New York

1月31日

なるべく「今が旬」の本を読みたいが「今が旬」の本を読むために、そのトピックの前提となる本を読んで…と、やっているとどんどん時間が経ってしまい「旬に」追いついていかない。
読書ペースが早い人が、早く読める理由は、前提知識を学び直さなくても(蓄積が)あるから予習がいらないという所にあるのかもしれない。

アニメ「TRIGUN STARGAZE」

アニメ『TRIGUN STARGAZE』『TRIGUN STAMPEDE』公式サイト
『TRIGUN STARGAZE』2026年1月10日より毎週土曜23:00~テレ東系列ほかにて放送!放送終了後、各種配信プラットフォームにて順次配信予定!『TRIGUN STAMPEDE』全12話各動画サイトにて配信中

前作(「TRIGUN STANPEDE)が気が狂うほど好きだったので、今回は情報をなるべく入れずまっさらな心で待ち焦がれており、「実際見たら嬉しくて発狂してしまうかもしれない」と思いながらやっと見て、嬉しくて発狂してしまいました。ありがとうございました。

しかしOPが前期と全然違くて、ちょっと、どうしたんだろう。大人の事情なのかな…。

1月30日

何か動揺することがあると「こんなに動揺するのって私がおかしいのかな」「この“揺れ”は普通なのかな」と思って検索して落ち着こうとする癖がある。でも、おかしかったとしても普通じゃなくても、自分が感じてるのがホントなんだからどうしようもないのにね。

傷というのは大なり小なり、近くに遠くに、伝染していくのだなと感じてしんどかった。
傷は血が出てから初めてそれとわかるのがつらい。我慢できているうちは「痛み」ですらない、単なる違和感だったりする。
自分の傷に他者の傷に、気が重くなる。「何でも言ってね!」という頼もしい声に救われる。
皆なるべく幸せになってください。

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