朦朧日記 – 2025年11月①

朦朧日記
イラスト:大きな口をあけて焼き芋を食べようとしている女の子と、たくさんの秋の果物

11月7日

レッドブルでも飲んだのかと思うくらいの集中力で仕事をした。

11月6日

放ったらかしになっていたprocreateのアプデを行ったらブラシがすごい増えていて、興奮して絵を描いてしまった。

素朴すぎる。でも、いい。いつもこのくらい振り切った呑気さを伴いたい。
焼き芋は、おいしいよね。

漫画をアップしました。

やった〜〜

日本のアニメと戦争|Tokin『コミックルポ 解離性障害、なんです』発売中
ややややっと漫画を描きました。 先日行ってきた「『桃太郎 海の神兵』から『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』まで 国産アニメーションは戦争をいかに描いたか 」…という催しの話です。 色々書いていますが、発言の詳細はだいぶ端折っていて正確な発言...

11月5日

思いがけないことが色々あるけど、大丈夫。私は月初の星占いで「思うようにいかないことがたくさん起こるかもしれないけど落ち着いて」と読んだからね…。

根性の10時間

行くかどうか悩みつつ、悩みすぎて他のことに手がつかないので、夜行バス片道10時間の旅を予約してしまった。でもそんな、思い切ったことができたことが嬉しい。ふふ。

11月4日

ひさしぶりに(!)やっとマンガを少し描いた。手が少しずつ生き返るぞ、ひいひい。

11月3日

ミスタードーナツでアップルパイを食べた。
ミスドでドーナツ以外のものを頼むと「敢えてドーナツを選ばない私」というところに何か背徳感のようなものを感じる。でもやっぱりドーナツのほうがおいしいかなと思いました。

ディーン・ボーエン展

八王子夢美術館で、ディーン・ボーエン展。
とてもよかった〜!技法はさまざまながらどれも共通して、シンプルなフォルムや、プリミティブな感性がダイナミックながら優しく、そしてなによりとっても楽しく表現されていて、見ているだけで朗らかな気持ちになれる。
創作意欲の塊という感じで、うきうき楽しい刺激を受けた。

プロパガンダアニメの世界

阿佐ヶ谷TALKING BOXで、高井ホアンさん、かに三匹さんのトークイベント。その名も「激突!反共アニメ対反日アニメ〜プロパガンダアニメの世界」。
有名なキャラクターがまさかの戦意高揚アニメに参加していたり、今のリテラシーで考えればステレオタイプな描写があっけらかんとギャグで示されていたり、それが“あえて”の悪意ある表現だったり、「いや、それはないだろ」と突っ込んだり、トンデモと大真面目が紙一重なところが、怖いのか面白いのか?

笑っちゃうんだけど、そのバックグラウンドに、政治的な含みがあるという二面性にリアルな「時代の空気」を感じた。
戦争や政治という切実な内容を、教科書的な言葉ではなく、あえてサブカルチャーやおもしろの目線から見るというのは新しい発見があってすごく興味深かった。

アニメやまんがと戦争の関わりを知っていくと、自分がいかに低い解像度で「戦争は恐ろしい。繰り返してはいけない。」と考えていたかと感じさせられる。
もちろん、いうまでもなく戦争は恐ろしいものなのだけど、それが当時どのように発信され、受け取られていたのか─いわば、反戦になる前の感覚を知るのは私にとって、“恐ろしい”の内訳について考えるきっかけになる。

11月2日

スーパーで買ったお菓子に入っていたクリームが、なんていうか“昔のお菓子”みたいな味(バタークリーム?)で、つい「友達の家で食べるやつだ」と言ってしまった。お土産とかに入ってる味。

映画「トゥルーノース」

北朝鮮の強制収容所での生活を描いたアニメ映画。
前知識なしに、やわらかいビジュアルだけで「北朝鮮の話かあ」と思ってなんとなく見たら重くて辛い話だった。こんな絶望を詰め込んだような現実があるのか。
状況の悲惨さもあるし、これを作りあげたことに敬服する。
北朝鮮のあり方については「なんかよくわからない国」というような、印象しかなかったので、人間の暮らしとしての過酷さが伝わってきて恐ろしかった。

映画『トゥルーノース』公式サイト
それでも、生きていく。世界で最も過酷な場所で、希望を捨てずに生き抜こうとする者たち。世界の映画祭で絶賛された真実の物語
告発のためだけの映画ではない――北朝鮮強制収容所の真実を描く「トゥルーノース」に監督が込めた思い : 映画ニュース - 映画.com
北朝鮮の政治犯強制収容所に生きる家族の姿を3Dアニメーションで描く「トゥルーノース」が、6月4日から公開される。監督は、ドキュメンタリー「happyしあわせを探すあなたへ」のプロデューサーを務めた清水ハン栄治。強制収容所への収容体験を持つ脱

先日、戦争と日本アニメについてのシンポジウムで、史実を作品とすることの意味について話していたのを思い出す。、また、そこで「ペリリュー」の原作者の方が、三頭身のキャラクターで戦争を描くことについて「きちんと伝えるために見てもらわないといけない。そのために、見る人が苦しくない絵が必要だと思った」とおっしゃっていたことも。

11月1日

のらりくらりとしていても、不意にやってくる感情のフラッシュバック?は、もうどうにもならなくて潰れる。早く過ぎますようにと願うしかない。
心理療法で真正面からどうこうしようとしない自分のせいでもあり、まあ、そう、自業自得と言われればまあそうですねって感じだ。

先日「自業自得な部分があることと、現状しんどいというのは別の問題だ」と言われ、そうだそうだ!と思う反面「いや然るべきツケが来てるだけでは…」とも思った。
あんな人もどんな人も、それぞれの道で幸せに暮らせるといいね。私もまあ、ここでなんとかかんとか。

ロイヤルホスト

10月は本当につらい月だった。

メンタルは最低でしたが、昨日景気づけにロイヤルホストでオムライスを食べたので、もういいです。いいってことにします。

ロイホは“ロイホのファン”という人がいるとなんとなく知っていたけれど、行ってみると確かになんとなく楽しい。
「昭和生まれが子供の時に見たかった“ごちそう”の景色」のような気がする。

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