
生活と雑誌
先日、調布市民会館へ「人気雑誌から見る日本のマンガ史」という催しを聞きに行きました。
明治大学の宮本大人教授による、戦前の子ども娯楽雑誌から、少年/ 少女誌、ヤング誌…と現代に至るまでのマンガ雑誌とその背景についての講義です。
こども・若者カルチャーの中でそれぞれの作品や雑誌そのものがどう見えているか、作品だけでなく目次や欄外、掲載スペースなどなど各所から読み取れるというのはとても興味深かった!
これから調べ物をするときはより深く資料を見ることができそうです。
また、同じ建物で行われていた展示「つげ義春のいるところ」も、小ぶりながら中身が濃く、とても丁寧な企画で良かったな。パネル展示くらいの感じなのかなと思ってふらっと行ったら、原画が展示されていたので驚きでした。

こうして、漫画から歴史や文化風俗を読むのってすごく面白い!
いまの地点から見れば生活“史”のトピックも、当時はそれが“生活”なんだよね。年表や史実として語られている事だけではなく、当時の資料から生活を見るとなんだか、当時の人と対話しているような感じがします。
居場所考
一見バラバラなんですが、自分の中では、本を作るのと、WEB環境を考える事、漫画の歴史を知ることは実は全部繋がっています。
対面を介さない形で出来ていく居場所に関心があるのです。会ってないのに親しいとか、リアルにはないのに確実にある、とか。 雑誌のお便りコーナーが好きだった事や、交換日記の延長なんでしょう。
リアルじゃないけど繋がっている、繋がっているけど近くはない…みたいな距離が自分にはちょうどいいみたい。
ネットでの関係に完結するのでもなく、かといってリアルに限定するのでもないつながりをなんとなく作っていけたらいいな。



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