
最近人と会うと、社会情勢が怖いとか安心できないとか、戦争が嫌だとかそんな話ばかりが増えた。
自分の気持ちだけで言えば「もう無理、絶望的、どうにもならない気がする」と思うんだけど、人と話していると自然と「どうする?」という、未来の話になっていく。
私は自分を大事にすることが苦手だ。
ひとりだったらもうあっさり(?)絶望して自暴自棄になっているだろう。でも、二人以上でその話をすると、私が社会に絶望することは、相手の未来を否定することにもなってしまう。すると結局、自分も含めた未来を考えることになり「どうする?」という話になるのだ。
そのように、誰かを前に「どうする?」と考えるとやりたいことはたくさんあるし、どうにもならない気がすると思っても、何もしないではいられない。性格か、あるいは生存本能かもしれない。
この間見たテレビで大江健三郎が、未来へ向かうことについて、「不確定とわかっていても、今の自分を未来へ、放って行く(こと)」というような表現をしていた。
未来とか希望とか、羽ばたくとか進むとか、そういったキラキラした目線と比べたら“不確定な中に自分を放り込む ”というのは、とても不穏で不安な進み方だ。しかし、それを聞いた時、自分の中でいろんな点と点がつながったように感じた。
冒頭に書いたように、私は自分を大事にすることが苦手だ。
しかし、お布団でゆっくり休むだけではなく、自分を未来へ放ることもまた“大事にする”事なのだとしたら、私にも出来そうな気がした。
私に足りないのはおそらく、鎧だろう。
休むためのお布団だけじゃなくて、怖くて、安心できなくて、お布団にいても不安だから外に飛び出して、そんな時、自分がボロボロにならないための鎧。それを大事な自分に着せてやるのだ。
希望を持てなくてもガッカリしながらでも、進まなければいけない。鎧を育てよう。
私は誰も殺したくないし何も壊したくない。
いろいろな本を発売中です
「コミックルポ・解離性障害、なんです。」

📚試し読み
📚配信サイト
Rakuten kobo / Apple Books / BOOKS MART
やまだ書店 / どこでも読書 / yodobashi.com
honto / book walker / kindle
book live / COCORO BOOKS
「実録・解離性障害のちぐはぐな日々」

「好きで一緒になったから」(鈴木大介・石田月美 著作/ 漫画Tokin)

炎上覚悟であえて言う。恋愛・結婚は、障害や生きづらさを抱える女性のセーフティーネットである。
発達障害当事者を妻に持つ鈴木大介と、生きづらさを抱える石田月美が、「障害とパートナーシップ」を、とことん突き詰め、導き出した答え。
好きで一緒になったのに、どうして上手く行かないんだろう? 好きで一緒になったから、より良い関係を築きたい! そんなふたりに関係改善のヒントを与えてくれる一冊。


コメント