当事者あるあるは、他の人のおどろき

木のイラスト。葉が茂っている部分が、パズルのように型抜きになっている テキスト
木のイラスト。葉が茂っている部分が、パズルのように型抜きになっている

YouTubeやSNSで、何かのカテゴリに当てはまる人が「〇〇(カテゴリ)あるある」と言って自分の経験を紹介する事の危うさを強く感じるようになりました。
前から気になってはいたけど、SNSとか伝聞ではなくて、オフラインで身近なところでもその「〇〇な人って✕✕だ、ってよく聞くよね」構文を聞いたり「言われた」という話を良く聞くようになったので、その影響力をリアルにひしひしと感じます…。

割と差別とかに敏感そうな人からもそういった発言を聞くことがあるので、関心を持ちつつ情報を咀嚼する、というのはそれだけ難しいことなんでしょう。

発信する側には「〇〇(カテゴリ)を持つ私のエピソード」でも、それを知らない人からしたら「〇〇の”一般的な”エピソード」になってしまう。当事者にとっては日常的なことも、それを知らない人には大きなインパクト。それを当事者が想像するのって、難しいんじゃないかと思います。

というのも、これまで解離について取材されて「多重人格」という点をことさらに強調したがる人が結構いたからです。
私は、そこだけを強調するのは誤解を生むし、良くないと頑なに言い続けていたのですが、そうしたい理由をしつこく問うたところ「無難な表現になると、まず興味すら持たれない」と言われて(そして実際にそうだったということもあり)妙に腑に落ちてしまい、「誤解を招く表現」というものの是非については、常に悩み続けています。

発信とひとくちに言っても「ADHDの俺がこれやった場合wwww」みたいなテンションから、情報発信や理解促進を目的としてやっているものまであるから、雑にはまとめられません。
実際に理解が促進されるという良い面もあるから「やめた方がいい」とも思わないんだけど、良い効果もあるからこそ、神経質なくらい受発信の仕方には気をつけるべきなんでしょう。

ああ、耳が痛くなってきました。この辺でおいとまします。みなさん、お元気で…(???)


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