
いろんなことが重なって、たまたま3日連続で別々の友達と会うことに。
それぞれ別のコミュニティで会った人ながら長い仲なので、良い話も悪い話もたくさんして、そこには怒りやガッカリな話もあったのに、別れる時は「またね!」って超笑顔で、ハグなんかしちゃったりして。
方向音痴の友達と二人でスマホ片手に「こっちっぽくない?」「行ってみればわかるか!」と笑いながら歩く帰り道、万世橋から見た夜景が良くて、ゲラゲラ笑いながらちょっと込み上げるものがありました。
みんなができることができないのが人生の基本だったので、たまに「人一倍がんばって普通にならなければ」というスイッチが強く入ってしまいます。
ただ、難しいことに立ち向かうのってある程度努力が必要だから、そのうち努力すること自体が目的になっちゃうんですよね。「辛酸を舐めるような思いだが頑張る!」とか「苦しい!良薬は口に苦し!!」とか。
必要ない辛酸だってあるし、苦くない良薬だってあるのにね。
色んなことが出来る人の度量にも、全然出来ない人の小ささにも意味がある。苦虫を噛み潰せるのも強さだけど、噛まないで逃がしてあげる強さだってある。
私は色んな意味で小さくてのろくて弱いんだけど、これだけ弱小ってことはそれ自体になんか意味があるんだろうと、なんとなく、でも確信を持って信じているところがある。
ほんとはそんな素直に受け入れられてないんだけど!「受け入れられないんだよ〜」と言える人がいるから大丈夫。
その人のことも信じているのだ。
コーヒーをぐるぐる掻き回しながらブツブツ言う私に、友達が教えてくれた格言。「なるほど~、そっか~」と感嘆したのに、朝になったら完全に忘れており、まあこれが私だよなあ、と思って笑えた。
感覚は欺かない。判断が欺くのだ
「ゲーテ格言集」
ですって。
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